野球の最高峰であるメジャーリーグで活躍中の大谷翔平選手。
投手と野手両方で一流の成績を収める「二刀流」として日本そして世界から注目されています。
大谷選手がどのように目標を達成していったのかを詳しく見ながら、夢を実現する方法について学んでいきましょう。
また、大谷選手の思考を学べる著書・愛読書も合わせて紹介します!
大谷翔平とはどんな人物?
大谷翔平は、「二刀流」として日本そして世界から注目されている、今を時めくメジャーリーガーです。
岩手県の花巻東高校に進学後は甲子園にも出場し、とある公式戦では投手として当時の高校生最速となる160キロを投げました。
高校卒業後すぐにメジャーリーグに挑戦することを表明していましたが、投手と野手の二刀流挑戦とメジャーリーグの夢を応援するという方針を打ち出した北海道日本ハムファイターズに入団しました。
ファイターズでは5年間投手と野手両方で活躍し、2016年にはチームの日本一にも貢献しました。また、球速を日本人最速の165キロまで伸ばし、メジャーリーグからも注目される存在となりました。
2018年にメジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスに入団し念願のメジャーデビューを果たしました。
エンゼルスでも二刀流として活躍しており、2021年には日本人選手としては20年ぶり2人目となるMVPを獲得しました。
大谷翔平のエピソードから学ぶ夢を実現する方法3選
大谷翔平のエピソードには、学ぶべきポイントがたくさんあります。
大谷選手は如何にして目標を達成していったのかを詳しく見ながら、夢を実現する方法を3つに分けて紹介します!
目標を細分化する
大谷選手は高校1年生の時点で明確な目標意識ができていました。
大谷選手がお世話になった花巻東高校の佐々木洋監督は、インタビューで「目標達成に何が必要かを考え、イメージさせる。目標が人を引っ張り上げてくれるんです」と語っており、選手に目標を考えるよう指導していました。
佐々木監督の元で作成した大谷選手の目標シートは以下に掲載されています。目標を細分化することで、何をどうすればよいかが明確になっています。
目標に向けて挑戦や努力をすることも大切ですが、その前に細かく目標設定をして、何をすべきかを見える化することが大切であると分かります。
「不可能」という先入観を持たない
大谷選手は日本ハムファイターズ入団時に、二刀流として「打者でも投手でも一流を目指す」と宣言します。
それについて、元プロ野球選手からプロ野球ファンまで多方面から「不可能」「どちらかに専念した方が良い」と言われます。
しかし大谷選手はそのような言葉に流されず、二刀流として成果を残す挑戦を続け、結果として投手と野手両方で好成績を収めます。
これは花巻東高校の佐々木監督が残した言葉です。
大谷選手はこの言葉を胸に刻み、夢を現実のものにしてきました。
大多数そして権威のある人間から自分の挑戦を否定されると心が折れてしまうことがあるかもしれません。
それでも夢を実現するために、先入観で自分の限界を決めることなく挑戦する気持ちが大切であることが良く分かります。
環境に合わせて変化する
メジャー1年目の開幕前のオープン戦(練習試合)で、大谷選手は投手としても野手としても振るわない成績でした。
これを受けて、日本そしてアメリカから大谷選手の状態を不安視する声が上がっていました。
しかしいざ公式戦が始まると、二刀流として新人王に選ばれるほどの好成績を残すことができました。
なぜ大谷選手はオープン戦で不調だったにも関わらず、新人王に選ばれるまでの活躍をすることができたのでしょう。
こちらでは様々な理由が挙げられていますが、投手としては日本と異なるボールとマウンドへの適応、打者としてはフォームの修正が主たる理由として挙げられます。
投手としてこんなエピソードがあります。
オープン戦で投手として出場した大谷選手は、一見ボールのコントロールが定まっていないように見えました。しかし実際は、メジャーのボールとマウンドへ適応すべく、変化球を徹底的にテストしていたのでした。
野手としてもエピソードがあります。
大谷選手は、メジャーの投手にタイミングを合わせられるよう、バッティングフォームを修正して打撃練習を行いました。手ごたえを感じた大谷選手は即座にこのフォームを採用し、それ以来打撃に調子が出てきました。
目標達成のためにひたむきに挑戦することに加え、環境に合わせて素早く変化していく力も重要であることがうかがえるエピソードです。
大谷翔平の思考を学べる著書・愛読書
大谷選手の成功の秘訣をさらに詳しく学びたい方には、著書・愛読書の購読をおすすめします。
不可能を可能にする 大谷翔平120の思考
本書は大谷翔平自身が著者となっており、大谷選手の語録を通して一流の思考を読み取ることができます。
大谷選手のポジティブなメンタリティだけでなく、自分の悪い面も赤裸々に描かれており、苦しい状況の乗り越え方も学ぶことができます。
管理人は「まだ21歳、しかし、もうプロ4年目です」という語録に特に惹かれました。シンプルながら強い向上心が読み取れる名言だと感じました
なぜ大谷選手が不可能を可能にしたのかのエッセンスが詰まった良書です。
チーズはどこへ消えた?
大谷選手が愛読している、環境に適用することの重要性を説いた本です。
全部で91ページと短いながらも、強いメッセージ調で訴えかけるものがあります。
新しい環境になじめない人や一歩踏み出す勇気が出ない人にとって、本作は特に心に刺さることでしょう。
本の詳細は以下記事で解説しています。
まとめ
今回は、大谷翔平選手のエピソードから学べる、夢を実現する方法について解説しました。
野球の最高峰であるメジャーリーグで、過去に前例のないことに挑戦し続ける大谷選手から学ぶものがたくさんあったかと思います。
大谷選手のエピソードを参考に、今後も夢に向かって挑戦し続けましょう!(もちろん管理人も頑張ります!)
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