子育て世帯にとって、おすすめの国内移住先を調べてみました。子育て世帯で地方への移住を検討している方はぜひ参考にしてください。
☑️中国(鳥取・島根・岡山・広島・山口)でおすすめの移住先を知りたい!
☑️子育て世帯への支援が手厚い自治体を探している!
☑️住宅見学をして1万円分のクーポン券や商品券がほしい!
また、本ブログではほかにも移住支援が充実した自治体に関する記事を掲載しているので、気になる方はチェックしてくださると嬉しいです。
日本政府の移住支援
移住支援は自治体ごとに実施されていると思われがちですが、実際は日本政府が地方創生移住支援事業という名目で移住支援の大枠を定めています。
この制度では、東京23区に在住または通勤していた人が地方へ移住する際に、世帯で最大100万円、単身で最大60万円の支援金を受け取ることができます。
さらに、18歳未満の子どもを帯同して移住する場合は、1人あたり最大100万円の追加支援が受けられるため、子育て世帯の移住を後押しする制度となっています
ソースは内閣府の下記URLにて定められています。
ただし、この事業の実際の運用は各自治体が行う形になっています。
つまり、移住支援の具体的な中身は自治体ごとに異なり、申請先も移住先の市区町村となります。
そのため、移住先の自治体がどのような移住支援を行っているのかは、自治体の公式HPで確認する必要があります。
中国(鳥取・島根・岡山・広島・山口)の移住支援
前述の通り、中国地方の県レベルのHP上では、自治体ごとの具体的な移住支援内容は確認できません。
ただ、各県では移住支援に関する特設ページを作成しています。対象者の要件や申請手続きの流れ、市町村の担当窓口が示されているので、近畿への移住を検討している方は必見です。
下記は鳥取県の移住支援に関するHPとなります。
おすすめ自治体の選定基準
移住支援金

移住には、住宅や車といった様々な費用が発生します。そのため、移住支援金の有無は選定基準の一つにしています。
日本政府が定めた大枠の金額である、世帯で最大100万円、単身で最大60万円の移住支援が適用されている自治体かどうか、しっかり調査して記事にします。
住宅支援

自治体によっては、空き家情報の提供や家賃補助、住宅取得補助といったサポートをしています。
移住の初期費用として最も大きいのは住宅費用です。手厚い住宅補助制度がある自治体かどうかは、選定基準に入れています。
ちなみに、岡山県倉敷市の2025年10月時点の家賃相場は下記の通りです。(参照先:【SUUMO】倉敷市(岡山県)の賃貸マンション家賃相場・賃料相場)
| 間取り | 家賃相場 |
| 1LDK | 7.7万円 |
| 2LDK | 8.8万円 |
| 3LDK | 15.1万円 |
子育て支援

自治体によっては、子どもの医療費や給食費の助成、おむつの支給といった子育て支援に力を入れている場所もあります。
子育てのために移住を決める家族もいるため、力強い子育て支援を行う自治体かどうかは選定基準に入れています。
【中国】子育て世帯のおすすめ移住先
3つの選定基準を踏まえて、子育て世帯にとっておすすめの移住先を調べてみました。
島根県雲南市
雲南市は、東京23区在住者または通勤者から移住する人を対象に、最大100万円(子ども一人につき100万円追加支給)の移住支援金を支給しています。
独自施策として、市営住宅の入居者支援事業を行っています。これは対象の市営住宅に入居するご家族に対して、お子さま1人につき5,000円を家賃から減額するものです。(3人目まで可)
類似施策として、市内事業所へ通勤、または新婚世帯が新たに市内の民間住宅に入居する場合に、家賃の一部を助成する民間賃貸住宅家賃助成事業も行っています。子育て世帯だけでなく単身世帯に対しても家賃補助を行う自治体は珍しいですね。
その他にも、就農を目指す方を対象に最大2年間のサポートを受けられる就農サポート事業や、就農するまでの各段階で必要なサポートを包括的に提供する就農パッケージ事業も行っています。
また、雲南市は松江市や出雲市など都市部まで20-30分というアクセス性や、美肌の湯・硫酸塩泉・放射能泉といった日本有数の温泉地という点から、住みたい田舎ベストランキングで1位を獲得しています。
雲南市の移住支援に関するすべての情報は、下記の公式HPにまとめられています。
岡山県真庭市
真庭市は、東京23区在住者または通勤者から移住する人を対象に、最大100万円(子ども一人につき100万円追加支給)の移住支援金を支給しています。
独自施策として、移住及び二地域居住者に対する家賃補助制度が特徴的です。要件を満たす対象者に対して、家賃2.5万(円/月)程度が補助されます。正確な補助金額は家賃や家族構成により異なりますが、家族の人数が多く家賃が高い方にとっては非常に良い制度です。
また、真庭市にはおためし住宅という一定期間だけ滞在できる住宅が3つ用意されており、実際に暮らしを体感することができます。おためし住宅とは別に、地域住民との交流が盛んに行われるシェアハウスもあるため、セットで活用すると良いでしょう。
真庭市の移住に関する情報は、COCO真庭という移住ポータルサイトでも収集することができます。移住までのステップがわかりやすく紹介されていたり、市営住宅の募集や求人情報なども閲覧できます。
真庭市のHPにも移住支援情報が掲載されていますが、わかりやすく詳しいのはCOCO真庭です。移住を検討されている方は、上記のHPから情報収集すると良いでしょう。
鳥取県琴浦町
琴浦町は、東京23区在住者または通勤者から移住する人を対象に、最大100万円(子ども一人につき100万円追加支給)の移住支援金を支給しています。
独自施策としては、町内で住宅を購入する方に最大200万円の補助を行う新築奨励金事業があります。
また、空き家ナビの物件を購入・賃貸・リフォームする方への空き家活用補助金も行っています。支給上限率は50%までと高く、最大で100万円となります。都会と鳥取の2拠点生活を行う方には、空き家の活用はおすすめです。
琴浦町は子育て支援にも力を入れており、生後6ヶ月から2歳になるまでの乳幼児を家庭で子育てする保護者等に対して月額3万円を給付する取組みを行っています。給付額が大きく、全国的にも非常に先進的な施策です。
その他にも18歳以下の医療費無料やチャイルドシート購入補助など、子育て世帯をバックアップする施策があります。
詳しくは、以下の琴浦町の移住定住サイトをご覧ください。

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