中田敦彦もYouTubeで紹介!おすすめの日本文学4選!【方丈記/坊っちゃん/銀河鉄道の夜/山月記】

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今回は、YouTuberや実業家として活躍中の中田敦彦さんが自身のYouTubeチャンネルで紹介した日本文学の中で、管理人が特におすすめしたい4作品を紹介します。

中田敦彦さんの動画と合わせて、読書を楽しみましょう!

こんな方におすすめ

☑️そもそも中田敦彦とはどんな人物なのかを知りたい!
☑️中田敦彦さんがYouTubeで紹介した日本文学を知りたい!
☑️気に入った本をネット上で購入したい!

中田敦彦とはどんな人物?

中田敦彦さんは元吉本興業所属のお笑い芸人です。

コンビ・オリエンタルラジオのボケ、ネタ作り担当としての活動に加え、歌手、実業家、ダンス&ボーカルグループ・RADIO FISHのメンバーとしても活動しています。

2020年に吉本興業から独立し、現在は自身のYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY」を中心に活動を続けています。

中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY
作成した動画を友だち、家族、世界中の人た...

当チャンネルでは、「学ぶって、楽しい。」をテーマに、多岐にわたるジャンルの書籍を中田敦彦さんの軽快なしゃべりで分かりやすく解説しています。

チャンネル登録者数は驚異の484万人(2022年8月現在)で、数多くの視聴者を虜にしています。

中田敦彦さんがYouTubeで紹介した日本文学4選

中田敦彦さんが自身のYouTubeチャンネルで公開している日本文学の中で、再生数が多くかつ管理人が特に気になった4作品について解説します。

気になる本があれば、中田敦彦さんの動画の視聴と合わせて読書を楽しんでみてください!

鴨長明「方丈記」

総ルビつきの原文、中野孝次のわかりやすく、かつ洞察に満ちた現代語訳、そして共鳴する想いを込めた深く真摯な解説が、平家と源氏が争った時代を生きた鴨長明の肉声を今の時代に鮮やかに蘇らせる。大地震、大火、大飢饉、辻風、さらに遷都を体験し、ついには方丈の住居暮らしに本当の安心を得て生き方が心に沁みる。

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日本三大随筆に数えられている鴨長明の「方丈記」。

元貴族の作者:鴨長明が数々の災害と挫折に見舞われた結果、山奥に隠居して趣味に没頭した質素な暮らしをするという、いわば1000年前のミニマリストの暮らしを描いた作品です。

世の流れに惑わされず、自分のやりたいことを突き詰める生き方を肯定してくれる良書です。

数ある方丈記の解説本の中で、中田敦彦さんは以下の本を参考に解説をしています。作者の中野考次さんは、自身が経験した東京大空襲や第二次世界大戦後の食糧不足と方丈記を照らし合わせて、方丈記のすばらしさを余すことなく伝えてくれています!

気になる方は是非読んでみてください!

夏目漱石「坊っちゃん」

松山中学在任当時の体験を背景とした初期の代表作。物理学校を卒業後ただちに四国の中学に数学教師として赴任した直情径行の青年“坊っちゃん”が、周囲の愚劣、無気力などに反撥し、職をなげうって東京に帰る。主人公の反俗精神に貫かれた奔放な行動は、滑稽と人情の巧みな交錯となって、漱石の作品中最も広く愛読されている。

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作者:夏目漱石の実体験をもとにした、数学教師として愛媛に赴任した主人公「坊っちゃん」の波乱万丈な教員生活を描いた作品です。

キャラの強い同僚たちと癖の強い生徒たちとの間で繰り広げられる物語がコミカルに描かれており、笑い無しでは読めません。

同時に、江戸時代の気質が残る主人公とその仲間が、明治時代を象徴する敵対勢力に立ち向かう構図の中に時代の流れが感じられる傑作です。

中田敦彦さんは以下の本を参考に解説をしています。現代では使われない表現や単語に細かく注が付けられているため非常に読みやすいです!

宮沢賢治「銀河鉄道の夜」

どこまでもどこまでも一緒に行こう。

(中略)

貧しく孤独な少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河鉄道に乗って美しく哀しい夜空の旅をする、永遠の未完成の傑作

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貧乏・母の病気・いじめ。数多くの苦悩を味わう主人公「ジョバンニ」が、親友「カムパネルラ」と地球とも宇宙とも言えない不思議な空間で鉄道にゆられながら旅をするお話です。

青白く光るリンドウ、銀に輝くすすきなど、現実では見られないきれいな景色に囲まれながら楽しい旅を続ける2人。そんな2人に待ち受ける運命とは美しくも切ないものでした。

単なる斬新な旅のお話ではなく、他者のために頑張ることの大切さも学べる名作です。

AmazonのKindle版ではたったの250円で読むことができます。興味のある方は是非ご購読ください!

中島敦「山月記」

中国唐代の伝記「人虎伝」に基づき、詩に執心して、ついに虎に変身してしまった男のすさまじい宿命の姿を描いて、作者の自嘲と覚悟を語る作品。

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プライドの高いエリート官僚(科挙)の「李徴」が詩人に憧れて辞職するも鳴かず飛ばずで、ついには虎になってしまうという奇想天外な物語です。

本作品は李景亮の「人虎伝」を元にしており、内容も酷似しています。しかしながら、李徴が虎になった理由のみが人虎伝と大きく異なっており、そこに作者:中島敦の色が出ていると思います。

病弱で第二次世界大戦の最中に33歳の若さで亡くなった中島敦の生への執着が刻み込まれた魂の傑作です。

なぜ李徴が虎になったのか、そして中島敦が何に闘志を燃やしていたのかが気になる方は是非読んでみてください。

まとめ

今回は、YouTuberや実業家として活躍中の中田敦彦さんが自身のYouTubeチャンネルで紹介した日本文学の中で、管理人が特におすすめしたい4作品を紹介しました。

どの作品も物語としての魅力はもちろん、その背景にある作者の主張が繊細に表現されており読みごたえがあります。

気になる本があれば是非手に取ってみてください!

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