YouTubeで人気を集めている「令和の虎(タイガーファンディング)」。
起業や事業拡大を目論む志願者が、成功している社長(虎)たちに投資や融資を依頼する本番組は、様々な人間模様と各人の熱いやり取りを臨場感満載で味わうことができます。
今回は、268人目の志願者である田中巧さんについて解説します。
その他、令和の虎に出演された志願者・成功者については以下にまとめています!
そもそも令和の虎(タイガーファンディング)とは?
令和の虎(タイガーファンディング)は、YouTubeで配信されているガチンコ投資番組です。
起業や事業拡大を目論む志願者が、その計画を投資家たる社長(虎)たちにプレゼンし、投資や融資などを募ります。希望額に達した場合はその場で札束を受け取れるという夢のある番組です!
本番組は、過去に日本テレビで放送されていた「¥マネーの虎」を令和版として復活させたものであり、主宰および司会は¥マネーの虎に社長として出演していた岩井良明さんが務めています。
令和の虎は、ビジネス的な知識や考え方を学べることはもちろん、社長や志願者それぞれが個性的な面を持ち合わせており、焼け付くようなヒリヒリとしたやり取りを臨場感たっぷりに味わえる番組です。
そして、今やビジネス層だけでなく若者や主婦からも注目を集めている人気番組です!
田中巧さん出演回の振り返り
田中さんは268人目の志願者として令和の虎に出演されました。
経歴
- 出演時は24歳
- 北海道三笠高等学校卒業と同時に調理師免許を取得
- 沖縄県のホテルで洋食鉄板料理、静岡県のホテルで和食をそれぞれ1年間担当
- その後北海道のミシュランの和食料亭で1年弱勤務
- 東京都の居酒屋チェーン店に転職し、店長業務や商品開発等に従事
- 出演時は北海道三笠市の地域おこし協力隊として働きながら個人事業主として「出張料理TSUKURU」を経営
事業プラン
”三笠ラーメンの認知を広げ北海道三笠市の地域活性化の一翼を担いたい!”
- ミニマムで経営中のラーメン店「麵屋 創」の設備を整えて三笠市に人をより多く呼び込みたい
- 合わせて、ラーメンに使用している鶏むね肉のチャーシューを消費者だけでなく法人向けにも販売していきたい
- 店舗の設備投資とチャーシューの卸に必要な資金として200万円調達したい
出演回の内容
高校卒業後から飲食業一筋の田中さん。小規模ながら既に事業を始められており、そこでの経験も元に丁寧な口調で受け答えをします。
また三笠ラーメンの試食では、普段辛口コメントが多い虎からも絶賛されます。
一方、三笠ラーメンの決定的な魅力やターゲット層などについて、虎たちが満足する回答ができない時間が続きます。
果たして田中さんは、希望額の200万円を獲得することができたのでしょうか、、、?
三笠ラーメンのその後
結論として、三笠ラーメンは「三笠鶏玉ラーメン創」にて継続して提供されています。
三笠鶏玉ラーメン創は、元々のカフェの居抜き物件から移転した場所で営業されています。
また夜の時間帯には「ご飯処造」として居酒屋形態で営業されるなど、令和の虎出演時から規模を拡大されているようです。
一方、事業を拡大していくにあたっての道のりは決して楽なものではなかったようです。
令和の虎出演後はその影響もあり売り上げを順調に伸ばしていました。
しかしながら、新店オープンや店舗の移転など急ピッチで拡大に着手したあまりに資金ショート寸前まで追い込まれ、桑田社長に融資を依頼したこともありました。
また、島田社長に「素人が作っているラーメン感満載」など厳しいお言葉をいただきました。
その他大切な社員が辞職してしまったりプライベートでも上手くいかないことがあったりと、立て続けに色々な壁にぶつかりました。
そのような苦労を重ねながらも事業を推進されているようでまずは安心しました。
田中さんのその後
三笠ラーメン創の経営の他、物産展へ出店されるなど認知向上に努められています。
2023年11月に東京で行われたニッポン全国物産展では目玉商品として出店することができたそうです。
また、屋台で全国を周りながら三笠ラーメンを広める活動を予定していることを公言されています。
三笠ラーメンおよび三笠市の活性のために日々頑張る田中さん。今後のご活躍にも期待ですね!
まとめ
今回は、三笠ラーメンを広めて北海道三笠市の地域活性化に貢献したい、という志で令和の虎に出演された田中巧さんの現在、および事業のその後について解説しました。
試行錯誤しながら事業を徐々に拡大させている田中さん。時に上手くいかないことがあっても、それを大事な経験としながら次に活かしていく力強さを記事を書きながら感じました。
田中さんの今後のご活躍に期待をしつつ、本記事を締めさせていただきます。
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