YouTubeで人気を集めている「令和の虎(タイガーファンディング)」。
起業や事業拡大を目論む志願者が、成功している社長(虎)たちに投資や融資を依頼する本番組は、様々な人間模様と各人の熱いやり取りを臨場感満載で味わうことができます。
今回は、319人目の志願者である安場翼さんについて解説します。
その他、令和の虎に出演された志願者・成功者については以下にまとめています!
そもそも令和の虎(タイガーファンディング)とは?
令和の虎(タイガーファンディング)は、YouTubeで配信されているガチンコ投資番組です。
起業や事業拡大を目論む志願者が、その計画を投資家たる社長(虎)たちにプレゼンし、投資や融資などを募ります。希望額に達した場合はその場で札束を受け取れるという夢のある番組です!
本番組は、過去に日本テレビで放送されていた「¥マネーの虎」を令和版として復活させたものであり、主宰および司会は¥マネーの虎に社長として出演していた岩井良明さんが務めています。
令和の虎は、ビジネス的な知識や考え方を学べることはもちろん、社長や志願者それぞれが個性的な面を持ち合わせており、焼け付くようなヒリヒリとしたやり取りを臨場感たっぷりに味わえる番組です。
そして、今やビジネス層だけでなく若者や主婦からも注目を集めている人気番組です!
安場翼さん出演回の振り返り
安場さんは319人目の志願者として令和の虎に出演されました。
経歴
- 出演時は26歳
- 大阪桐蔭高校卒業後に東京大学に入学
- 大学でエネルギーの研究に取り組む過程で、二酸化炭素排出量が少ない水素エネルギーに関心を持ち、水素エネルギーの開発に取り組む企業に入社
- 2年間勤務後に別のエネルギー会社に転職し、水素エネルギーの新規事業開発に取り組む
- 会社員として勤務する傍らで2021年11月に830(バサオ)合同会社を設立
事業プラン
”充電器のシェアリングサービスでもっとスマートな世界を創りたい!”
- 至るところに充電器を設置してそれをシェアし合うことで、どこでも誰でも簡単に充電を行える世界を作りたい
- 第一段階としてワイヤレス充電器を埋め込んだテーブル「チャーブル」を広めたい
- 充電器やモバイルバッテリーの持ち運びやカバンから充電器を取り出す手間を省けるというメリットがあると考える
- 一つ一つの充電器にIDを振ることで、どの充電器で何分充電が行われたかなどの情報をクラウド上で管理できるようにしたい
- チャーブルの仕入れに必要な資金として320万円調達したい
出演回の内容
学生時代からエネルギーについて強い関心を抱いていた安場さん。高学歴ならではの論理的で分かりやすいプレゼンテーションで虎の心を引き寄せます。
しかしながら、そもそもの需要や競合との差別化などを不安視する虎も現れます。
また虎が試作品を利用した際には、その充電性能を問題視されてしまいます。
果たして安場さんは、希望額の320万円を獲得することができたのでしょうか、、、?
安場さんおよび充電器シェアリングサービスのその後
結論として、充電器シェアリングサービスの事業は継続されています。
令和の虎出演とほぼ同時期に行ったチャーブルの販売に関するクラウドファンディングは、残念ながら目標金額に達することができませんでした。
しかし、クラウドファンディングをする中でより高い性能が必要であることを再認識し、まずはテーブルではなく充電器そのものの開発に着手されました。
そこで注目したのが、96%以上の高効率かつ100Wを超える急速充電にも対応した「コンタクト充電技術」というものだったそうです。
これを「Contact Charge」と名付け、2023年には台湾の工場などの海外パートナーを巻き込みながら、Contact Chargeを搭載した充電器を日本で販売できる状態までもっていきました。
2024年3月には、スマホだけでなくパソコンも充電できる「Contact Charge Kit for PC」の先行予約を開始されるなど、順調に事業を進められているようです。
今後のプランとしては、2026年度に国内でサービスリリースして2028年度に世界展開を目指されているようです。
当初のテーブルから形を変えながらも事業を継続されているようで安心しました。
今後の安場さんのご活躍に期待が高まりますね!
まとめ
今回は、至るところに充電器を設置してそれをシェアし合うことで、どこでも誰でも簡単に充電を行える世界を作りたい、という志で令和の虎に出演された安場翼さんの現在、および事業のその後について解説しました。
試行錯誤を繰り返しながら目標に向けてひたむきに走り続けている安場さん。自身の夢に向けて精一杯頑張るその姿に、管理人は心を動かされました。
安場さんの今後のご活躍にも期待をしつつ、本記事を締めさせていただきます。
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