日本で人気のスポーツである野球。
特に日本プロ野球(NPB)は世間からの注目度が高く、そこで活躍するプロ野球選手は老若男女の憧れの的となっています。
そんな華やかなプロ野球選手にも引退が待っており、元選手たちは引退後に第二の人生を歩むこととなります。
その道のりは多種多様で、時にプロ野球ファンに勇気と希望を与えてくれます。
今回は、史上たった2名しか存在しないアメフト選手に転身した元プロ野球選手2名について解説します。
その他の元プロ野球選手の現在について知りたい方はこちら!
史上たった2名!アメフト選手に転身した元プロ野球選手とは?
石川雄洋さん
石川雄洋選手からみなさまへ 🏈✨
— X LEAGUE (Xリーグ) (@xl1996) May 11, 2021
🎥:https://t.co/5m9Qn90HUL
入団会見の様子は後日ご紹介します!#アメフト #石川雄洋 #アメフトが好きだ pic.twitter.com/fher95Capm
所属球団 | 横浜ベイスターズ・横浜DeNAベイスターズ(2005-2020) |
所属アメフトチーム | ノジマ相模原ライズ(2021-2023) |
石川雄洋さんは主に遊撃手として16年間活躍し、キャプテンシーとガッツあるプレーでファンを魅了した選手です。
プロ野球界から退いた後、元々興味があったアメフトの選手になることを決意し、Xリーグのノジマ相模原ライズに所属しました。
所属から2か月程で早速ゲームに出場し、ワイドレシーバーとして24ヤードのパスキャッチを披露するなどの好プレーを見せました。
石川さんの現在
アメフト選手として3年目のシーズンを迎えようとしたあたりで父が胆嚢がんを患っていることが判明します。
当初の石川さんは現役続行を希望していました。しかし父の辛そうな姿を見た際に父のそばにいたいと考えるようになり、悩み抜いた末にアメフト選手からの引退を決断しました。
父を看取った現在は、野球の解説者や中学生の硬式野球チームでコーチを務めるなど、幅広くご活躍されています。
田村丈さん
初出場初プレーで共に10ヤード以上獲得!アメフト未経験&元他競技プロ選手!本日公式戦デビューを果たしました!🎉
— PLEIADES福岡SUNS【公式】 (@fukuoka_suns) September 11, 2021
元プロラグビー選手
黒川ラフィ 11yd ラン
元プロ野球選手
田村丈 14yd レシーブ#アメフト #ラグビー #野球 @xl1996 @xxrafiixx @joh_tamura92 @CC_RedSparks @ydb_yokohama pic.twitter.com/9VAAuQA5o0
所属球団 | 横浜DeNAベイスターズ(2016-2019) |
所属アメフトチーム | 福岡SUNS(2021-2023) |
田村丈さんは大学卒業後に育成選手としてプロ野球の世界に入り、最終的に支配下登録を勝ち取った努力家の投手です。
一軍公式戦では残念ながら1試合のみの出場に終わりましたが、その身体能力の高さを買われてのスカウトをきっかけにアメフト選手となりました。
初出場のゲームでは、14ヤードのレシーブを披露するなど前評判に劣らない好プレーを見せました。
田村さんの現在
2023年に約2年間所属した福岡SUNSを離れ、アメフト選手を引退されました。
現在は自身が代表を務める会社で、プロアスリートのキャリアサポートや子供の野球指導等を行っています。
参考文献
Sportiva:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/other/2021/09/19/post_10/
NEWSポストセブン:https://www.news-postseven.com/archives/20230704_1884519.html?DETAIL
REALSPORTS:https://real-sports.jp/page/articles/545435696815408065/
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