今回は、お金にまつわる基礎的知識を学べる3級FP技能検定(FP3級)の勉強におすすめのテキスト・問題集を、管理人の合格体験も交えながら紹介します。
合わせて、FP技能検定について分かりやすく解説しているファイナンシャルプランナーYouTuberも紹介します!
3級FP技能検定に受かりたい方は、紹介するテキストや問題集とファイナンシャルプランナーYouTuberを参考にしてみて下さい!
そもそもFPとは?
FPとはファイナンシャル・プランニングの略で、人生の夢や目標を実現したり悩み事を解決するために、お金の面から計画を立てることを指します。
ファイナンシャル・プランニングには、税制、不動産、保険、自治体の金融制度など、お金にまつわる幅広い知識が必要になります。
ファイナンシャルプランナーとは?
ファイナンシャルプランナーは、お金にまつわる幅広い知識を用いて顧客のファイナンシャル・プランニングをする専門家のことです。
お金は生きていく上で欠かせないものであることから、ファイナンシャルプランナーの需要はいつの時代も高いです。
ファイナンシャルプランナーになるにあたって必ずしも資格が必要な訳ではありません。
しかし実際には、お金に関する幅広い知識が求められることから、ファイナンシャル・プランニングの資格を取得することが一般的です。
次章にて、ファイナンシャル・プランニングの資格にはどんなものがあるかを解説します!
ファイナンシャル・プランニングの資格とは?
ファイナンシャル・プランニングの資格としては、以下の通り大きくFP技能検定(国家資格)とAFP・CFP(民間資格)があります。
各資格の難易度対応表 | |
国家資格 | 民間資格 |
1級FP技能検定 | CFP |
2級FP技能検定 | AFP |
3級FP技能検定 | ー |
FP技能検定は3級、2級、1級の3つの難易度に分かれています。一度合格した資格に有効期限はなく更新の必要もありません。
AFP・CFPは2段階のレベルに分かれており、難易度はAFPが2級FP技能検定、CFPが1級FP技能検定とほぼ同等です。
AFP・CFPには有効期限があり、更新するには所定の期間中に研修を受講して単位を取得する必要があります。
3級FP技能検定(FP3級)とは?
前章で少し触れましたが、FP技能検定は3級、2級、1級の3つの難易度に分かれています。
その中で、3級FP技能検定(FP3級)はファイナンシャル・プランニングの入門編と位置付けられています。
お金にまつわる基礎的な知識が得られることから、ファイナンシャルプランナーを目指す方だけでなくマネーリテラシーを上げたい方も受験する人気の高い資格です。
以下、3級FP技能検定の概要になります。
受験資格 | 特になし |
申し込み方法 | インターネットまたは書面 ・日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(略称:FP協会)で申し込む場合はこちら ・金融財政事情研究会(略称:きんざい)で申し込む場合はこちら |
受験料 | 6,000円(学科:3,000円、実技:3,000円) |
試験形式 | 学科試験(60問、120分)と実技試験(20問、60分)でどちらもマークシート方式(多岐選択式)。どちらかのみ受験も可能。 ※過去の一定期間内にどちらかに合格している場合は、申請時に申告することで試験免除される。詳細はこちら。 |
試験内容 | 学科試験の内容はFP協会、きんざいともにライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継の6分野。 実技試験の内容は以下の通り。 ・FP協会:資産設計提案業務 ・きんざい:個人資産相談業務・保険顧客資産相談業務から1つ選択 |
試験日 | 年3回(1月、5月、9月) |
合格基準 | 学科、実技ともに60%以上(絶対評価) |
合格率 | FP協会:80-90%程度 きんざい:50-70%程度 |
必要勉強時間 | 80-100時間 |
3級FP技能検定は、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(FP協会)と金融財政事情研究会(きんざい)の2団体が主催しており、申し込み方法が異なります。
どちらで合格した場合も資格の価値に優劣はありません。
にもかかわらず、きんざいでの合格率はFP協会と比較して低い傾向にあります。理由としては以下の2点があります。
以上より、特にこだわりのない方はFP協会からの申し込みがおすすめです。
試験は120分で60問の学科試験と60分で20問の実技試験に分かれており、全て多岐選択式のマークシート方式です。学科試験、実技試験のどちらかのみ受験することも可能です。
また、過去の一定期間内にどちらかに合格している場合は、申請時に申告することで試験を免除してもらえます。詳細はこちらをご確認下さい。
試験は学科試験、実技試験ともに60%以上を取ることで合格となります。合否は絶対評価で決まるため、努力が結果に結びつきやすい資格と言えます。
平均的な必要勉強時間は80-100時間と言われており、1日2時間程度の学習で1-2ヶ月かかるペースです。合格率はFP協会の場合は80~90%、きんざいでも50~70%と難易度は決して高くないため、しっかり取り組めば合格を勝ち取れるでしょう。
管理人は独学で3級FP技能検定に合格しました!
管理人は独学で勉強した結果、FP協会で学科試験は80%、実技試験は95%の得点率で合格できました!
管理人は、ファイナンシャルプランナーYouTuberの動画と市販のテキストで理解を深め、問題演習が出来るサイトで実力を測ることを繰り返しながら勉強していました。
次章より、自身の合格体験も踏まえておすすめのテキストとサイト、ファイナンシャルプランナーYouTuberを紹介します!
3級FP技能検定のおすすめテキスト・問題集
みんなが欲しかった! FPの教科書 3級
管理人が使っていたテキストはこちら1冊のみでしたが、必要な知識を蓄えるには十分でした!
価格 | 1,760円 |
出版社 | TAC出版 |
☑フルカラーかつ図解が丁寧で読みやすい
☑ゆるいイラストやフォントで初心者にも分かりやすい
☑問題演習が豊富にあるため知識を定着させやすい
☑テキストに掲載されている図表をPDFでダウンロード可能
☑重要単語や数値を隠すことができる赤シート付
フルカラーかつ図解が丁寧で読みやすい一冊です。もちろん、FP協会ときんざいの両方の試験に対応しています!
堅苦しさを感じさせないイラストとフォントが多様されており、初学者でも内容が頭にするすると入ってきます。
こまめに問題演習できる構成になっているため、学習した知識をすぐにアウトプットすることで、知識を定着させやすいです。
また、テキストに掲載されている図表をPDFでダウンロードできるため、スキマ時間にスマホで学習を進められます!
家だけでなく出先でも勉強したい方に特におすすめの一冊です。
FP3級ドットコム 過去問道場
FP3級ドットコム 過去問道場はテキストではないですが、非常に有益なサイトのため紹介させていただきます!
当サイトは、3級FP技能検定の過去問を一問一答形式で出題してくれます。
学科試験は約2600問、実技試験は約1200問が収録されており、分野や出題順序を自在に指定して取り組むことが可能です。
また、学習履歴も記録されるため、自分の苦手分野が早わかり!徹底したアウトプット学習で知識を定着させることが出来ます。
管理人は、電車の中やちょっとした待ち時間などにこちらの教材を使って勉強していました。
テキストと抱き合わせで使うのにおすすめのサイトです!
3級FP技能検定の勉強におすすめのYouTuber
ファイナンシャルプランナーYouTuberとして、管理人もお世話になったおーちゃん先生(チャンネル名:おーちゃん【1級FP技能士】TV)を紹介します!
☑某資格スクールで10年にもわたってFP技能検定の合格者を輩出してきた敏腕講師
☑たった7日間の講義で3級FP技能検定の合格率97%を記録
☑1級FP技能検定・宅地建物取引士に合格経験あり
☑チャンネル登録者5.92万人(2022年6月時点)
おーちゃん先生は、某資格スクールで10年にもわたってFP技能検定の合格者を輩出してきた敏腕講師です。
おーちゃん先生自身は1級FP技能士に加えて宅地建物取引士を保有しています。その知識を活かし、たった7日間で3級FP技能検定の合格率97%を誇る講義を展開していました。
過去にはプレジデント、日経ウーマン、東洋経済などのメディアにも特集されており、FPの大御所的な存在です!
おーちゃん先生の講義は、良い意味で先生らしくない砕けた雰囲気があります。特に、面白おかしいギャグや小ネタ、語呂合わせを挟みながらの説明は頭に入りやすく、管理人も大好きでした!
おーちゃん先生は対策本の執筆協力もされています。
動画で出てくる語呂合わせや覚え方がそのまま本に登場することもあるため、動画とともに活用することで理解が一層深まると思います!↓↓↓
テキストや問題集と並列して、おーちゃん先生の講義動画も是非活用してみて下さい!
まとめ
今回は、3級FP技能検定に合格した管理人の経験を元に、おすすめのテキスト・問題集・ファイナンシャルプランナーYouTuberを紹介しました。
3級FP技能検定は、お金にまつわる基礎的な知識が得られることから、ファイナンシャルプランナーを目指す方だけでなくマネーリテラシーを上げたい方にもおすすめの資格です。
ご説明したとおり、3級FP技能検定の優良な教材は世の中にたくさん出回っているため、独学での合格は十分可能です。しっかりと対策を積み、着実に合格を勝ち取りましょう!
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