今回は、Amazon主催の資格試験であるAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト（SAA）について、おすすめの勉強方法やテキスト・問題集を、管理人の合格体験も交えながら紹介します。
SAAに合格したい方や、AWSの知識を身に付けたい方は必見です！
☑そもそもAWSとは何かをおさらいしたい！
☑️AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)がどんな資格試験なのかを知りたい！
☑️SAAのおすすめの勉強方法やテキスト・問題集を知りたい！
☑️気に入ったテキストや問題集をネット上で購入したい！
そもそもAWSとは？
AWSはAmazon Web Services（アマゾンウェブサービス）の略で、ECサイトでおなじみのAmazonが提供している情報システムのインフラサービスです。
AWSでは、サーバ・データベース・ネットワークなど様々なインフラサービスを世界中の拠点に構えており、利用者は必要とするサービスをカスタマイズして使用できます。
これらのサービスはAmazonで管理しているため、利用者は構築やメンテナンスを意識することなく任意のタイミングで自由に使用できます。
AWSはインフラサービスの中で世界一のシェアを誇っており、今後も世界中での利用拡大が見込まれていることから、AWSの知識や技術を有する人材のニーズが高まっています。
AWSの資格とは？
AWSの資格は提供元のAmazon自身が設置している公式資格であり、全部で4レベル12試験です。
合格した試験のレベルに応じて、AWSの理解度や技術力が認定されます。
| レベル | 試験名 | 試験名（略称） |
| Foundational（基礎） | AWS認定クラウドプラクティショナー | CLF |
| Associate（アソシエイト） | AWS認定ソリューションアーキテクト | SAA |
| AWS認定デベロッパー | DVA | |
| AWS認定SysOpsアドミニストレーター | SOA | |
| Professional（プロフェッショナル） | AWS認定ソリューションアーキテクト | SAP |
| AWS認定DevOpsエンジニア | DOP | |
| Specialty（専門知識） | AWS認定高度なネットワーキング | ANS |
| AWS認定データアナリティクス | DAS | |
| AWS認定データベース | DBS | |
| AWS認定機械学習 | MLS | |
| AWS認定SAP on AWS | PAS | |
| AWS認定セキュリティ | SCS |
AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)とは？
AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)はアソシエイトレベルに分類され、AWSで提供されているサービスを使用したアプリケーション構築やデプロイなどの知識レベルが問われます。
SAAを含むアソシエイトレベルの試験は1年程度の実務経験者を主たる対象としています。合格するとAWSおよびインフラサービスに対して一定の知識がある人材として認定されるため、AWSを活用する企業での活躍や転職に有効に働くでしょう。
以下、SAAの概要になります。
| 試験形式 | テストセンター受験またはオンライン受験 |
| 試験日 | 自身が希望する試験日 |
| 試験会場 | 自身が希望する会場 |
| 試験時間 | 130分 |
| 出題形式 | 全65問で多肢選択式（単一または複数選択） |
| 合格基準 | 1000点満点で720点以上 |
| 合格率 | 非公開 |
| 必要勉強時間 | 30-120時間（詳細はこちら） |
| 申し込み方法 | AWS認定サイトから（詳細はこちら） |
試験は全65問の多肢選択式で、1000点満点で720点以上で合格となります。全ての受験者を同じ基準で判断できるよう問題の難易度ごとに配点が異なるため、必ずしも72％以上（47問以上）の正答で合格とはならないことはご留意下さい。
合格率は非公開となっていますが、平均的な勉強時間は30-120時間と言われており（参考：フリーランスネットワークエンジニアの技術ブログ）、IT資格の登竜門である基本情報技術者試験と同じかそれより低い難易度と思われます。
対策をしっかり行えば合格を勝ち取れるでしょう。
管理人は独学でSAAに合格しました！
管理人はテストセンターで試験を受けて合格できました！
なおSAAはオンラインの試験としては珍しく、試験結果が受験後すぐに判明しません。試験結果が具体的にいつ分かるのかについては以下でまとめています。
次章より、自身の体験も踏まえておすすめの勉強方法とテキスト・問題集を紹介します！
SAAのおすすめテキスト・問題集
管理人が使って良かったと思うおすすめテキスト・問題集を2つ紹介します！
Udemy AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集
| 価格 | 2,400円 |
| 収録問題数 | 390問（模擬試験6回分） |
| サービス元 | Udemy |
☑数ある参考書の中で、収録されている問題が本試験に最も近い
☑模擬試験6回分・全390問の大容量
☑高頻度で割引を受けられる
☑SAAに合格するだけであれば本問題集だけで十分
本問題集は、世界最大級のオンライン学習プラットフォームであるUdemy（ユーデミー）で購入できます。
正直なところ、SAAに合格するだけであればこちらの問題集だけやりこめば十分です！
収録されている問題の量と質どちらも高く、さらにUdemyではセールを頻繁に行っているため、タイミングを見計らえば定価より安く購入できます。
セールのお知らせはメールで届くため、まずはUdemyに会員登録して機会をうかがいましょう。
Ping-t AWS ソリューションアーキテクト – アソシエイト 最強WEB問題集
| 価格 | 0円 |
| 収録問題集 | 約500問 |
| サービス元 | Ping-t |
☑約500問の大容量
☑本試験相当の問題+AWSの基本を学べる基礎問題で根本的な理解が可能
☑図解を交えた分かりやすい解説付き
☑無料で利用可能
本問題集は、IT系の資格取得に特化した学習サイトであるPing-t（ピングティー）で利用可能です。
会員登録するだけで、各種サービスの概要を学べる基礎的な問題から本番試験と同等の難易度の問題まで約500問を無料で利用できます。
全問に分かりやすい解説がついているため、上述のUdemyの問題集を補完する目的で活用することも可能です。
SAAのおすすめ勉強方法
管理人が実際に行っていたおすすめの勉強方法を簡単にまとめると「Udemyの模擬試験を最低3回解き、各回で分からなかった点を徹底調査する」です。
以下より詳細を記載します。
Udemyの模擬試験を時間を測りながら解く
まずはUdemyの模擬試験を時間を測りながら解いてみましょう。
130分で65問を解く必要があり意外と時間に余裕がないことに気がつくはずです。
試験当日に慌てないためにも、早めから時間感覚を養っておくことをおすすめします。
ちなみに「高難易度の模擬試験」というものが2回分収録されていますが、本番試験と出題傾向が異なるため取り組む必要はありません。
解いた問題の解説を読んで不明点をなくす
時間を測りながら問題を解いた後は答え合わせと解説の読み込みを行いましょう。
解説を読んでいると、知らない単語や表現が散見されるはずです。それらについて、インターネットや書籍を活用しながら理解をすることで、不明点を無くしていきましょう。
また、知っている単語も周辺知識をインプットする目的で調査することをおすすめします。
実際管理人も、解説の内容や用語の根本的理解によって本試験で正解を導けた問題がいくつもありました。
ちなみに、書籍を活用したい方は以下をおすすめします。
こちらはAWSの辞書のような分厚さを誇り、AWSを理解するのに最適な一冊です。試験対策本ではないため、AWSについて単に理解を深めたい時や、SAA以外のAWS資格に挑戦したい時にも活用できます。
模擬試験を最低3周はする
言うまでもないですが人間は忘れるいきものです。
一度理解した内容を忘れないために、1つの模試を最低3回は解きましょう。
【余裕があれば】Ping-tの問題に取り組む
正直なところ、SAAに合格するだけであればUdemyの模擬試験だけやりこめば十分です。
とは言え、さらに知識を深めたい方やUdemyの問題に飽きてしまった方はPing-tの問題にチャレンジするのもおすすめです。
こちらは模擬試験形式ではなく1問ごとに解説を確認できるため、一問一答形式で知識の再確認をしていくことをおすすめします。
まとめ
今回は、AWS認定ソリューションアーキテクト（SAA）に合格した管理人の経験を元に、おすすめの勉強方法やテキスト・問題集を紹介しました。
SAAは、AWSで提供されているサービスの知識を身に付けられる上に、合格するとAWSおよびインフラサービスに対して一定の知識がある人材として認定されます。
ご説明したとおり、SAAの優良なテキストや問題集は世の中にたくさん出回っているため、合格は決して難しいものではありません。しっかりと対策を積み、着実に合格を勝ち取りましょう！
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